2026.03.05 更新 カテゴリ:BLOG

夜の時間に、余白ができた
夜勤のない生活になってから、時間の流れが少し変わった。
仕事を終えたあとの夜、気持ちに余白がある。
家の外に出て、ふと空を見上げる。
思っていた以上に、星が近い。
「星空、ほんとにきれいなんですよ」
きっかけは、「自然のある暮らし」への想い
山形県出身の小関さん。
名古屋での暮らしを経て、現在は川俣町で生活している。
もともと、自然の多い場所で暮らしたいという思いはずっとあった。
ただ、移住先を「ここだ」と決めきれずにいたという。
転機になったのは、コロナ禍。
仕事の関係で郡山に滞在し、その住みやすさを実感した。
「福島って、思っていたよりずっと暮らしやすかったんです」
川俣町を選んだ理由は、「ちょうどよさ」
地域おこし協力隊の募集を知り、いくつかの地域を検討する中で、
最有力になったのが川俣町だった。
「実家からも近くて、距離感がちょうどよかったんですよね」
田舎すぎず、でもしっかり自然がある。
生活に必要なものは、町の中で完結する。
「移動しなくても、ちゃんと生活できる。それが大きかったです」
人のあたたかさが、暮らしを後押ししてくれた
初めて訪れたときに感じたのは、人のやわらかさだった。
東北弁の響きや、どこかほっとする味付け。
引っ越してきた頃の挨拶回りでは、
いろいろな場所を教えてもらい、声をかけてもらうことも多かった。
「受け入れてもらっているなって、自然に感じました」
川俣町での休日は、外へ出る
休日は、できるだけ家にこもらず外へ。
二本松方面へ足を伸ばしたり、土湯温泉など周辺の温泉地を巡ったり。
「引きこもりにならないようにしてます」
仕事と私生活のバランスも、移住前より取りやすくなった。
夜勤がなくなり、夕方以降の時間を自分のために使えるようになった。
仕事を通して、少しずつ広がるつながり
仕事をきっかけに、人とのつながりが増えていく。
一人との出会いが、また別の人を紹介してもらう縁になる。
一方で、仕事に夢中になる日々の中で、近所づきあいの時間を十分に持てていないと感じる瞬間も。
それでも、ふとした時に町の中で「顔見知り」が増えていく感覚が心地いい。

住んでみて見えた、川俣町のリアル
暮らしてみて気づいたのは、
「今まではこうだったんだよ」と言われる場面があること。
だからこそ、少しずつ新しいやり方を持ち込めたら。
そんな前向きな想いも生まれている。
これから川俣町で、やってみたいこと
これから挑戦してみたいのは、
川俣町の歴史や名所を巡る街歩き。
「歴史が好きなので、歩きながら解説してみたいですね」
もうひとつ、続けていきたいことがある。
名古屋にいた頃に行っていた「卵かけご飯の会」。
調味料を持ち寄り、それぞれの“MY卵かけご飯”を楽しむ会を、
川俣町でも、そんな時間をまたつくれたらと考えている。

移住を考えている方へ
最後に、移住を考えている人へのメッセージ。
「移住は楽しんでやったもの勝ちだと思います。でも、下調べは大事。
交通の便や周辺環境を知っておくと、ギャップが少ないです」
環境の変化は、思っている以上に大きい。
だからこそ、自分に合うペースで、無理なく。
川俣町での暮らしは、
小関さんにとって「自然のそばで、ちゃんと生活ができる場所」だった。
