川俣高校の生徒に聞いた!川俣町、川俣高校の魅力ぶっちゃけトーク!

2025.03.14 更新 カテゴリ:BLOG

川俣町にある唯一の県立高校【川俣高等学校】。

令和7年度からは全国からの受け入れが始まります。

今回は川俣高校の一年生2名、二年生4名、三年生1名の計7名にインタビュー。

これからを担っていく高校生から見た川俣町を赤裸々に語ってもらいました!

それではどうぞ!!

 

福島県立川俣高等学校 校舎

―なぜ川俣高校への進学を決めましたか?

 

3A…川俣高校ではいろんな資格が取れるからです。工業系の資格や商業系の資格など取れるものはたくさん。普通科しかない高校だけど、たくさんの経験ができると思い、川俣高校への進学を決めました。

 

1A…地域の方とのかかわりが多い学校だからです。実際この一年間の中でも、防災訓練や収穫祭、探究の時間などで川俣町内の方と交流することが多くありました。

 

―学校生活の一日の流れを教えてもらえますか?

 

2A…8時ころに登校することから1日が始まります。

授業の合間などは基本友達とおしゃべりタイム(笑)。本を読んでる人もいたり、早弁する人もいたり、基本自由に過ごしてますね。

一番下校が遅い日だと15時半ころかな。その後は部活をしたり、バイトしたりですね。

 

―部活動はどんなものがあるんですか?

 

1B…僕はフェンシング部に所属しています。中学生の時は別のスポーツをしていたんですが、福島県では川俣高校と福島商業高校にしかフェンシング部が無いので珍しいなと。なのでやってみたいと思い入部しました。

 

―ほかにはどんな部活がありますか?

3A…フェンシング部のほかには、ハンドボール部、あとはボランティア同好会もありますね。

 

―珍しい部活ばかりですね!メジャーな野球やバスケとかはないんですね。

 

2B…そうなんです。でも体育館が放課後解放されているので、バドミントンやったりバスケやったり、集まった人数でできるスポーツを終わり時間の17時頃までみんなで自由にやって遊んでいます。

 

―高校への通学は何でしていますか?

 

2C…だいたいの方が保護者に送迎をしてもらっていると思います。あとはバス通学とか。バス通学でもちょっと不便で、始業式とか終業式の日って学校が結構早く終わるんですけど、11時以降バスが無くて、二時間くらい学校で時間をつぶさなきゃいけない。

もう少しだけ、バスの本数増やしてほしいですね(笑)。

 

―川俣高校にはどんな先生がいますか?

1B…相談しやすい距離に先生がいてくれます。

 

3A…一番初めにも話したとおり普通科高校なんですが、工業・商業・進学の選択授業が出来るんです。授業中も質問しやすいし、学校を卒業して社会に出た後の役立つことなども教えてくれます。

 

選択授業(工業)の様子

―川俣町にこんなのがあったらいいなって思うものはありますか?

 

2D…若者向けの施設が欲しいですね。それこそ学校が終わった後に気軽に立ち寄れる勉強スペースとかカフェとか。最近は、KAWAMATA-BASEとかもできてはいるんですが、なかなか遊べるところもないなと。

 

取材時の様子

 

−高校からだと少し遠くなっちゃいますもんね。

今まで少しネガティブな話をしてしまったんですけど、

川俣高校の生徒から見た『川俣町の魅力』を聞いてもいいですか?

 

2B…町の人との距離がめちゃくちゃ近いですね。帰り町内歩いていると知らない方からも『おかえり!』って声かけられたり。

 

2D…そうそう!たまにどう返事していいかわからなくなる時ある(笑)。

 

2A…あとは、近隣の町に比べると栄えてる。福島市と比べてしまうと不便かもしれないけど(笑)。

 

2C…人との距離も近いけど、野生動物との距離も近いよね(笑)。うちのおばあちゃん、裏山で鹿見たことがあるって!

 

3A…確かに!2、3年の探究の時間で農業をやったんだけど、ハクビシンの被害を最小限にするのに工夫したな。

 

1A…サルとかイノシシもいますよね!

 

2B…熊はいる?

 

3A…熊は見たことないかも、でも近くで出たって話もあるよね!

 

―人とも動物とも距離が近い川俣町(笑)。面白いなあ…。探究の授業という話題がありますが、どのような活動をするんですか?

 

3A…学年ごとに違うのですが、今年度は一年生は川俣町の人物図鑑作成、二・三年生はPR動画制作班と農業体験班に分かれて活動しました。

 

1A…人物図鑑では、川俣町内で活躍している事業者の方へお話を聞きそれをプレゼンテーション形式で発表しました。私は、川俣町内のネイルサロンmela nailの米良さんに話を聞きに行きました。

 

2C…ここにいる二年生はみんな動画班だったんですけど、結構大変で(笑)。ロケ地選定から編集作業までを自分たちで行うので。

 

2D…撮影をする時間も限られてるし、なにせ真夏の暑い時期だったので、最初のうちは移動も徒歩だったんですが、途中からタクシーになりました…。

 

2B…撮影の行程、アポ取りもして実際の撮影はすごく楽しかったです!

 

2A…編集も私の班は得意な子がいて!ほんとプロでした。私じゃ目がチカチカしちゃう。その編集が終わったものが、川俣高校のYouTubeにUPされているので是非見てください!!

 

活動発表の様子①(画像タップで川俣高校公式YouTubeへ)

 

活動発表の様子②

 

3A…私は農業班だったんですが、町内の方と一緒にカレーの材料になるような夏野菜を育てました。種類は、たまねぎ、とうもろこし、ニンジン、じゃがいも、ナス、あとはキュウリとかトマトも!

夏休み期間中も交代で畑に通って畑の手入れをしたり、早く収穫できた野菜をどうやって保管するか先生や地域の方に教えていただきながら活動しました。

9月には育てた野菜を収穫してカレーを作り、地域の方と収穫祭をしました!

 

 

―全学年地域の方と関わる時間があるんですね!驚きました。動画班でも取り上げているとは思うのですが、川高生から見た川俣町のおすすめスポットを教えてもらえますか?

 

2C…動画班で撮影したところだと、『かいてんや』かな?

 

2B…回転焼きのお店だね、大判焼きとか今川焼って言われてるかも。

 

2A…あそこの、『ハムカラシマヨ』と『カスタード』美味しいんですよ!

 

2D…撮影はしてないけど、『キッチンパパ』の『和風ハンバーグ定食』はおすすめだよ!小さいころから家族でいってる!

 

3A…四季の楽しみ方だと、中央公園の桜は綺麗だと思うな。

 

2B…確かに!夏はからりこフェスタもあるし、秋は紅葉もすごくきれいですよね!

 

3A…そうだね!最近はあまり積もらないけど、雪も降るからね。季節ごと星空もきれいだし。

 

―おすすめスポットもあるけど、その季節ごとの楽しみ方があるんですね!

川俣町を川俣高校をまだ知らない人、興味がある人に来てもらうためにはどんなものがあるとよいと思いますか?

1A…宿泊できる場所がないですよね、、、

 

2B…確かに、イベントは『からりこフェスタ』とか『コスキン・エン・ハポン』、『川俣シャモまつり』とかいろいろあるけど、来ても泊まれるところないもんね。

 

2C…まずは、泊まるところを造ってもらいたいですね。

 

2A…あとは自分たちで魅力のある場所を創ったり、発信するしかないかな。

 

2D…その魅力発信のために川高には『川高魅力伝え隊』の私たちがいるからね!

(今回取材を受けてくれた二年生のうち3名は川高魅力伝え隊のメンバー。)

 

川俣高校の公式Instagram。 川高魅力伝え隊も活躍中!川俣高校公式Instagram

 

 

最後に、川俣高校にこれから受験を受ける後輩たちへ、高校生からメッセージをお願いします!

 

川俣高校は、生徒のやりたいを先生は『応援してくれます』。

私たちのやりたいに地域の方は『協力してくれます』。

そして私たちはやりたいを『叶えらえれます』。

それが川俣高校です。川俣高校で私たちがお待ちしています!

 

 

―ありがとうございました!!!

 

今回取材させていただいたメンバーの半数は、高校卒業後町外へ進学を希望していました。

しかし、それは川俣町内ではできない分野の勉強をしたいという想いがあってこそ。

一度外の広い世界を見て改めて川俣っていいなと思ってもらえるような町づくりをしていく必要があるなと感じました。

 https://kawamata-h.fcs.ed.jp/

 

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